大人になった自分はどうだろう。
うまくやれてるだろうか。
何かを頑張っているだろうか。
何かを変えなきゃいけない気がしても、思えばずっと動き出せていない自分がいる。
物思いに耽る夜に、この1曲を聴いてほしい。
シティ・ポップ、エレクトロニカ、アコースティックなど、複数の要素を丁寧にブレンドした上質な音心地。
そこから聴こえてくるのは、喧騒の中に生きる心の声。
自分を変えられない人もいる。素直になれない人もいる。
多くの人々が心に秘める「本当の声」を、内向感のある音質に並べて表現する二人組がいる。

2019年11月、インターネットを介して知り合った<ちる井>と<orocodat>によって結成された二人組「chillbill.」。
「夜のネオトーキョーを歩く」をコンセプトに楽曲を制作する。ローファイな質感のサウンドに、日常を切り取った素直な言葉が並ぶ。
歌詞から垣間見える切なさが暖かなサウンドに乗ることで、どこか贅沢にも聴こえてしまって、独りの夜にふと求めてしまう音楽。
そんな「chillbill.」の作品たちをどうぞ。
single「iiwake」
mini album「night walk」
EP「night remote」
2人が作り出す「ネオトーキョー」という世界観。
東京という街や日々の生活が一体どう見えているのか。
どんな感性から生み出されているのか。
勝手な妄想に浸りながら、chillbill.の音楽を楽しみに待つ独りの夜。

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