「存在すること」と「生きる意味」


藍坊主が楽曲を通して、何度も何度も問いかけてくる「存在すること」と「生きる意味」。
その一部を抜粋して、感じたことを感じたままに綴っていく。


1.Esto/藍坊主
作詞:佐々木健太

全てが当たり前のようにそこに在る
きらきらして。
在るの反対を、無いと呼ぶのなら、
全てが無くても良かったはずなのに。

https://www.uta-net.com/song/64607/


アルバム「フォレストーン」の1曲目、「Esto」の一節。存在という意味のエスペラント語を冠したこの1曲目は、全編を通して、自分が自分であることの意味を問いかけてくる。

自分が自分として存在する意味は何か、考えるきっかけを与えてくれると同時に、自分を肯定し前を向かせてくれる。


2.空を作りたくなかった/藍坊主
作詞:佐々木健太

エリゴザール、スピューラミー、形はない
意味もない、それでも、それらはあるのです
ここに、こうやって

輝きをなぜ、壊してまで、人は意味を与える
そこにある存在
ただそのままをそのままに、
僕は、肯定する

https://www.uta-net.com/song/53969/


「エリゴザール」「スピューラミー」という佐々木健太の造語から始まる、不思議な曲。

私たちは、世界を自分勝手に意味づけして生きている。意味づけ自体が良い・悪いということではない。ただ、主観的で恣意的なフィルターを全部取っ払って、「そのままをそのままに」捉えようという試みを、私に思い出させてくれる。


3.すべては僕の中に、すべては心の中に/藍坊主
作詞:藤森真一

すべては僕の中に、すべては心の中に
誰も分かってくれない
そう思う時はいつも
自分も自分を分かっていないんだ

https://www.uta-net.com/song/104455/


両A面シングル「あさやけのうた/すべては僕の中に、すべては心の中に」に収録された1曲。

他人のことが分からないのと同じように、自分のことも実はよく分からない。他人のことを理解しようと努めるのと同じように、自分に目を向け、自分に触れ、その輪郭を確かめることがきっと大切なんだと思う。



「存在すること」と「生きる意味」。
正解の無い問いに、思いを馳せてみては。

無垢な心展

尊い日々に、4人と音楽

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