新譜が流れ込むタイムライン構築

良質な音楽を求めて、様々なメディアサイトを探す。

しかし、昨今では音楽メディアやYouTubeなどのプラットフォーム上で、コンテンツも加速度的に増加しており、リスナーとして自分にあった音楽を探すのは今まで以上に体力がいる。

そんな多くの良質な音楽が量産されている現代で、様々な工夫とこだわりを持って音楽を見つけ出している人たちもいる。

今回は無類の音楽好きであり、毎日新譜を取り入れては音楽に浸って過ごす1人の青年が、普段どのように音楽を探し歩いているかを紹介する。

具体的な掘り方というより、今回は各媒体をどういう用途で使い分けているのか、という点が焦点となっている。


Ryota Asami(@crunky_popjoy

平日はフルタイムで会社員として勤務しながらも、様々なイベントにDJとして参加して良い音楽を多くの人に届けている。普段から積極的に新譜を取り入れ、いつ何時も音楽を欠かさないほどの音楽好き。音楽作品に込められたメッセージやアーティストのバックグラウンドまでを想像し、解釈し、受け止めて、DJとしてもこだわりを持って世の中へ音楽を伝えている。


SNSのタイムラインを有効活用する

誰だって1日は24時間しかない。そこから睡眠や仕事の時間を差し引き、生活の上で欠かせない諸々の時間を差し引いた時に残る、貴重な自由時間。

しかし、その全てを音楽探しに当てるのは困難。そんな中で彼は、移動や隙間時間に見るSNSのタイムラインを上手に活用しているのが特徴。

「FacebookやInstagramで友人などの近況を見るタイムラインの中で、自然に新譜の情報が流れてくるようにしてるんですよね」

「主に活用するのはFacebook、Instagram、Twitterなんですけど、この3つも特徴が違って、使い分けがあるんです」

そう語る彼が、普段のSNSの普段使いを教えてくれました。


Facebookでアーティストの公式情報を入手

まずは好きなアーティストの新着情報を逃さない。それにはFacebookを活用する。

公式情報の発信プラットフォームとして、Facebookを活用するアーティストは多い。特に海外アーティストは有効に活用し、自身の公式メディアとして確立させている。

Facebookは実名登録が基本であり、リアルな繋がりや仕事上の関係構築に活用される特徴から、非常にフォーマルで公式感のあるSNSである。

そのため、まず間違いのないアーティスト本人からの公式情報を掴む、という点において確実なキャッチアップが可能となる。

そのため、Facebookは既知のアーティストをフォローして、最新情報をタイムラインに流し込む使い方をしていると言う。


Instagramはレコ屋経由で新譜情報を入手

彼の新譜情報入手のキモになっているのがInstagramだったりする。

1枚目の写真は全国的に有名な名古屋のレコードショップ「FILE-UNDER RECORDS」、2枚目は一般の方が運営するハイセンスなWebセレクトショップ「Rodentia Collective」のInstagramアカウント。

全国各地に存在するレコードショップやディストリビューションショップ、セレクトショップが良質な音楽を取り入れ、リスナーへ提供すべく日々情報を発信している。

彼はそんなレコードショップやディストリビューションショップをフォローして、新着情報がInstagramのタイムラインに流れ込む体制を構築している。

ちなみにInstagramでは、新着ポストからそのままWebショップで購入もできるようになっている。

レコードショップやディストリビューションショップはいわば音楽のセレクトショップ。音楽を愛する方々が取り寄せた至高の一品が集まる。

音楽への愛で溢れる方々が選び抜いた楽曲が、日々自分のタイムラインに流れ込んでくるとは、とても幸せな環境であると言う。

最近、彼が掘り出したのは以下だ。

FILE-UNDER RECORDS経由

stiff slack経由

divergent record経由


Twitterでは巷経由でコアな情報を入手

Facebookは既知のアーティスト公式情報、Instagramはレコ屋経由での新着情報、そしてTwitterは巷経由での雑多な情報となる。

Twitterは情報量が最も多い。音楽好きな友人からの発信や巷のDJイベントの情報をキャッチアップする。あらゆる人々が好きな音楽を呟いたり、巷の作曲家が制作した楽曲を公開したり、ライブハウスやDJがイベント情報を発信する。

いわゆる「界隈感」のあるプラットフォームの中で、ノイズをかき分けた先に、掘り出し物が眠っていたりする。

意外にもTwitterでしか活動をしていないアーティストも多く、ありとあらゆる情報あふれるTwitterのタイムラインから、宝探しのような感覚で情報の粒を拾っていく。

Twitterはそんな楽しみ方もあると言う。


SNSのタイムラインを活用して、日常に新譜情報が勝手に入り込んでくる環境を作り、日々新譜にワクワクして過ごしている。彼の上手なタイムライン構築が、無理なく新譜情報を取り入れるコツ。今回はそんな彼のSNSの活用を紹介した。

もちろん彼は自身で探りに行く手段もいくつも持ち合わせているので、それは別記事にて紹介しようと思う。Spotifyやbandcamp、実際のレコードショップの話が登場する予定だ。

The Ordinary Day 9:00 to 15:00

美しい生命展

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